最近、広報関係の書籍に「ひとり広報」というタイトルが増えてきたように思います。確かに一人で広報とマーケティングを担当するという話は珍しくなくなりました。でも、もっと悩んでいるのは「ひとり広報マネージャー」ではないかと思うのです。ひとり広報は、担当者スキルを上げれば解決可能なことが多いですが、「ひとり広報マネージャー」はスキルアップだけでは課題解決できないからです。本人の力に、上司や組織の支えがあってはじめて、広報マネージャーは成長できますが、同じ社内に広報が分かる上司がいない、相談できる先輩や同僚もいない、という状況が多いです。実は最近、このホームページを探し当てて、お悩み相談を持ち掛けてくれた勇気ある「ひとり広報マネージャー」がおられました。
以前からモヤモヤすることがあって、広報本を読んだり、PR会社を探したり、調べたあげくに見つけてくださったそうですが、決め手は私が「一部上場会社の広報マネージャーの現場経験と、非営利団体での経験の両方があったから」のようでした。この2つは、どちらもニッチですが、彼女にとっては聞きたいポイントだったようです。実際のオンライン面談では「広報あるある話」で盛り上がり、彼女がいかに同じ目線で語ることができる人を望んでいたのかが、よく分かりました。現在、地方都市にお住まいで、キッチリと成果を積み上げてきた方ですが、そうなると余計に相談相手がいないとのこと。(これは「できる女性あるある」かもしれません。)オンライン面談が、仕事のやり方として主流になって、本当に良かったなあと思っています。広報のお悩みも(CSRももちろん)、マネージャーのお悩みも、もし相談されたい方がおられましたら、どうぞご連絡くださいね。ひとりでは結論が出ないことも、ふたりチームで考えるといいアイデアが出ますよ。。。